INTERVIEW
インタビュー

知識と経験を融合し、クロスピアをより良い組織へと進化させる
執行役員
梶田 威人
Taketo Kajita
大学卒業後、NHKの報道番組ディレクター、ボストン・コンサルティング・グループのプロジェクトリーダーを経てXspear Consultingに参画。金融業界における戦略策定、DX戦略立案、人事組織テーマに強みを持ち、メディア・エンタメ業界においてはDX戦略立案、NFT等の新規事業立案を得意とする。2025年4月、執行役員就任。
エンジニアとも対等な関係でワンチームとして仕事ができる
これまでの経歴や具体的な業務内容についてお聞かせください。
新卒でNHKに入社し、報道番組のディレクターとして7年8か月の間、在籍していました。主に、テレビ番組の企画書を作成し、番組全体をディレクションする現場の責任者としての役割を担っていました。この仕事は大きなやりがいがあった一方で、自分自身がビジネスの現場に直接携わった経験がないので、何かズレを感じるようになりました。
キャリアチェンジを考えた結果、NHKからボストン・コンサルティング・グループ(以降、BCG)へ転職しました。BCGでは複数領域でプロジェクトリーダーを経験しましたが、ある証券会社様のプロジェクトを担当した際、強い関心を持ち金融領域のチームに参画。メガバンクの大規模なプロジェクトでプランニングから携わり、クライアントのオフィスに常駐して実行支援をしました。5年ほど働いた後に、クロスピアへ転職しています。
BCGからクロスピアに参画した理由を教えてください。
クロスピアのカルチャーに魅力を感じたことが大きな決め手です。
これまでクライアントと会話をする中で、デジタルやテクノロジーに対するニーズが高まっていることを実感してきました。優れた戦略を描き、ビジネスモデルを構築しても、それを支える質の高いアプリケーションやシステムを作れなければ、物事が前に進みません。
このような背景から、しっかりとモノづくりを実現できるテクノロジーに強い会社で働きたいと考え、さまざまな会社の話を聞きました。テクノロジーを強みに掲げる企業は数多く存在します。ただ、戦略コンサルタントと比較すると、テクノロジー人材が軽視される現実がありました。たとえば、給与体系や社内のヒエラルキーに明確な差があるケースが多く、本当の意味でのワンチームで仕事をするのは、難しいと感じました。
そのようなときに、シンプレクスがクロスピアを立ち上げる話を聞きました。シンプレクスは経営陣を含めた全社員にシステム開発経験があり、「エンジニアファースト」「テクノロジーファースト」なカルチャーの会社です。IT企業がコンサルティング企業を立ち上げるという経緯からも、そのパワーバランスは変わらないと思いました。コンサルタントが偉いわけではなく、エンジニアと対等な関係でワンチームとして仕事ができると考え、入社を決めました。

現在、クロスピアでどのような業務を担当しているのか教えてください。
主に三つの業務を担当しています。一つ目は会社の運営、二つ目は提案活動、そして三つ目はプロジェクトのデリバリーです。それぞれの業務割合は、デリバリーが全体の約6割、提案活動が約2割、会社の運営が約2割です。
具体的には、金融業や通信業、そしてメディア業を中心に提案活動およびデリバリーを手掛けています。深く携わっているプロジェクトでは、毎日のようにクライアント先に訪問し、課題解決に向けクライアントとひざを突き合わせて議論しています。
会社の運営については、マネジングディレクター以上のメンバーが毎週ミーティングを行い、組織の課題解決に向けた議論や新しい制度の検討を行っています。
クロスピアにおいて、これまでの経験をどのように活かせているのか教えてください。
NHKでのキャリアを活かし、メディア業のインダストリーを立ち上げました。また、通信業のインダストリーも私が主導して立ち上げています。報道ディレクターからコンサルタントへのキャリアチェンジは珍しいと言われますが、仕事内容としては似ている部分も多いと思います。
コンサルタントはファクトをもとに課題を特定し、その解決策を考案・実行することが仕事です。報道ディレクター時代には、取材をしてファクトと課題を見つけ出し、それを番組として制作していました。課題に着目する仕方は違うと思いますが、報道ディレクターとしてやってきたことの延長線上に今の仕事があると思っています。
また、BCGではコンサルタントとしての基礎を徹底的に学びました。ロジカルシンキングや資料作成などに加え、クライアント先に常駐して実行支援まで担当していたので、その経験が今の仕事にも大いに活きています。
クロスピアだからこそ実現できることを教えてください。
クロスピアの特徴は、ワンプール制です。この制度により、社員は多様な案件やプロジェクトに携わる機会を得られるため、領域を限定することなく幅広い経験を積むことができます。
圧倒的な透明性も特徴の一つです。たとえば、どのクライアントにどのようなテーマがあり、どのくらいの売上が立っているのか、誰がアサインされているのかなど、適切な情報管理のもと、可能な範囲でオープンに共有されています。このような環境により、社員一人ひとりが自らの興味やスキルに基づいて、案件に手を挙げることができます。
いろいろなことを経験して、ビジネスパーソンとして総合力を身につけられることは、クロスピアだからこそ実現できることと思います。
クロスピアで働く魅力について教えてください。
キャリアと子育ての両立をしやすい環境があります。当社の平均年齢は29.9歳なので、ライフステージの変化を迎えたメンバーや子育てをしているメンバーが少なくありません。そのため、周囲の理解がありますし、男性も育休を取得しています
私自身、子どもが5歳で妻も働いています。交代で保育園への送り迎えをしているので、打ち合わせのできない時間帯を予定表に入れていますし、チームメンバーにも伝えています。いくら制度として整っていたとしても、上司が実践しないとメンバーは遠慮してしまうので、私が実践することは大事だと思っています。
また、新たにプロジェクトを開始するときに「チームビルディング」というミーティングを必ず行います。各自がプロジェクトで担当したいことやこれまでの経歴などを書いて、お互いに理解し合うことが目的のミーティングです。その中に、育児や介護、体調の問題などを書いてもらうようにしています。それを踏まえて、チームでフォローしながら動いています。オープンにしたくない場合は、マネジングディレクターへ個別に連絡しても問題ありません。
「FIKA」という社内交流を目的にした制度もあります。組織や職位に関係なく、社内の誰とでも相談の場を設定できます。その費用は会社が負担するという制度です。こうした制度を活用して、横のつながりを作っていけることも魅力の一つだと思います。
お互いを理解し合い、尊重し合いながら働けるような会社にしていきたいと考えています。
クロスピアへの入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。
クロスピアは、大企業のように整っていない部分もあると思いますが、自分自身が所属する組織を良くしていきたいと考えるような、環境を作ることに興味のある方にはとても向いている会社だと思います。情報はオープンに共有されているので、提案をいただくことはウェルカムです。
現在の環境に満足するのではなく、より良くするにはどうしたらいいのかを考えることは、コンサルタントとして欠かせない姿勢でもあります。プロジェクトワークだけではなく、自分たち組織の中でもコンサルタントとしての力を高められるというおもしろい会社です。
ビジネスパーソンとしての力を高めたい、チャレンジしたいという方に仲間になってほしいと思います。
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