INTERVIEW
インタビュー

クライアントの真の課題をみきわめ、長期的な関係を築く
Senior Manager
角 将高
Masataka Kado
国内大手SIer、セキュリティベンチャー、外資系コンサルファーム(BIG4)を経て、2024年よりXspear Consulting参画。先進技術の研究や活用の支援、PMO等のコンサルティングサービスに従事。新規事業企画、要件定義、設計、システムセキュリティ、ポリシー策定、プロダクトマネジメント、脳科学やAIの技術実証、検証など、幅広いテーマの支援実績を有する。
AIや脳科学、テクノロジー全般に関する豊富な知識を生かしてクライアントや社会の課題を解決する
これまでの経歴を教えてください。
大学院卒業後、国内大手SIerへ新卒入社し、R&D部門で研究業務を行いました。最初に担当したのは、マルウェア対策やシステムのセキュリティ実装など、ネットワークセキュリティに関する応用研究です。
その後、国と共同出資した研究所に2年間出向し、ユビキタス技術の研究に取り組みました。出向期間を終えてからは会社に戻り、OpenStackというOSS(オープンソースソフトウェア)を使用して、システムインフラにクラウドを活用するための研究を行いました。
研究業務には通算で12年間携わりましたが、研究成果がビジネスとして社会に浸透するまでには時間がかかります。そこで、より直接的にビジネスや社会に貢献したいと考え、事業企画側にキャリアチェンジしました。事業企画では、国の研究機関の先生方と連携し、人間の脳を解き明かすことで動画データを学習・処理できるAI開発のプロジェクトなどに取り組みました。
新卒入社した会社には18年半在籍しましたが、家族の介護をきっかけにワークライフバランスを見直す必要が生じ、セキュリティベンチャーへ転職しました。セキュリティの会社を選択した理由は、これまで培ってきた経験を生かし、中小企業にもセキュリティを広めて社会の役に立ちたいと考えたからです。
その会社では、R&Dとプロダクトマネジメントの部門を立ち上げて、プロダクトの品質向上に注力しました。その結果、セキュリティに困っている中小企業の方々の課題を解決できる道筋は見えましたが、世の中にはセキュリティ以外の課題も多く存在します。そこで、先進技術を活用することにより、さらに広い社会課題の解決に関わる活動をしたいと考え、BIG4のコンサルティングファームに転職しました。そこでは、先進技術の社会実装を支援するチームで脳の健康促進や、衛星データを活用したプロジェクトを担当しました。
2024年にXspear Consulting(以下、クロスピア)へ転職した理由や、クロスピアで成し遂げたいことを教えてください。
クロスピアへ転職した理由は、これまで以上のスピード感でクライアントの課題解決に貢献したいと考えたからです。また、長年の経験から、戦略策定からシステムの実装まで継続してクライアントに伴走することで、より効果的な成果につながると考えました。そこで、グループ会社のシンプレクスと協業して、上流から下流まで一気通貫で課題解決を支援することができるクロスピアへの入社を決めました。
これからクロスピアで成し遂げたいことは、クライアントの課題解決に加え、社会課題の解決に貢献することです。日本は少子高齢化により、今後さらに人口が減少していきます。それに伴い労働力も減少していくため、テクノロジーをどのように活用して社会課題を解決していくかを模索していきたいです。
身近なものでは、レストランに配膳ロボットが活用されている事例があるように、労働の再分配を検討する必要があります。テクノロジーで代替できる労働はロボットやAIを活用することで、人間が担うべき労働により人間が注力できる社会の実現を目指しています。
現在、クロスピアでどのような業務を担当しているのか教えてください。
現在は証券業界のプロジェクトを担当しており、PMOとしてシステム改修の案件を支援しています。クライアントのビジネスをより伸ばすために必要な機能の開発をしています。様々な組織が関わっているため、プロジェクト管理の面で難易度は高いのですが、これまでの経験を生かして業務に取り組んでいます。
現在、クライアントのオフィスに常駐しています。今後は、これまでに多くの経験を積んできたAIや脳科学の領域に加え、テクノロジー全般の知識を生かして、様々な方の課題解決にも挑戦していきたいと考えています。自分の強みを生かしつつ、自分がこれまでのキャリアで培ってきたスキルで対応できる範囲を貪欲に伸ばしていきたいです。
クロスピアはワンプール制のため、様々な案件に携わることが可能です。これがクロスピアで働く魅力の一つだと思います。興味深い課題やテーマを探して、解決したいと思える案件に携わっていきたいです。

クライアントが真に困っているものに対して、適切な提案を行う
コンサルタントとして大切にしていることを教えてください。
私は、サービスやソリューションは、「より簡便で、より使いやすいもの」を提供するべきだと考えています。 簡便さと収益性は必ずしも相反せず、両立は可能です。しかし、短期的な売上や成績だけを優先し、より儲かるものを売ろうとすると、クライアントが求めているものとのギャップが生まれることがあります。クライアントが真に困っているものに対して、最適な提案をしたほうが長期的な関係構築につながり、信頼してもらえるのではないかと思っています。
そのため、個人に売上ノルマを課されると、自分の大切にしていることとのギャップを感じて苦しんでしまうと自己分析しています。しかしクロスピアでは、KPIを個人で追うのではなく、組織で達成していこうという社風なので、生き生きと仕事ができています。
クロスピア独自の魅力を教えてください。
テクノロジーに精通したシンプレクスと連携することで、上流工程において下流までを見越した支援が可能です。上流から下流までを一気通貫で提案ができる点は、クロスピア独自の魅力だと思います。
技術の進化は速いため、一人では先端技術や最新の開発トレンドを追いきれません。クロスピアを含めたシンプレクスグループ内には技術に明るいメンバーが多く、情報の共有や発信をしてもらえるため、コンサルティング提案に生かせます。ワンプール制なので、協力し合う意識が根付いています。
私自身も情報共有と発信を意識し、「生成AI拡張技術を用いた大量な情報の整理、意味検索を用いた調査等の効率化」をテーマにナレッジ・コラムを執筆し、公開しました。
どのような人物がクロスピアで活躍できると思うか教えてください。
トライアンドエラーをいとわず、周りの意見をしっかりと聞ける人は活躍できると思います。クロスピアには、有志で集まり、新たなプロジェクトに挑戦する文化があります。周りのメンバーは協力的で、困りごとがあるとすぐに情報を共有してくれますし、何か挑戦したいことがあればSlackに投稿すると反応が返ってきます。自主性と協調性のある方にとっては、色々なことが試せる最適な環境です。
上流から下流までを一気通貫で実行できる会社は、世の中でも珍しいと思います。クロスピアなら全ての工程を経験できるため、将来のキャリアの厚みが生まれるのではないでしょうか。
その他のインタビュー

RECRUIT
テック力を手に入れ、
コンサルタントとエンジニアの真の融合。
それこそ、私たちがBreakthroughを起こせる理由です。
さあ、一流のプロフェッショナルとして、最高の成果を追求しませんか。