専門性の高い異業種から転職され、すでにクロスピアでご活躍されている要因は何でしょうか?
第一に、勉強することが板に付いているかは一つのファクターになり得ると思います。「チームの中で自分のバリューを発揮するには?」「クライアントに対して、今までにない視点を提供するには?」という自己課題に対して、いかに興味を持って突き詰められるか。職種を問わず、この姿勢が成果に繋がるのでしょうね。これは会社のバリューである“Curiosity Driven”にも当てはまるもの。内なる好奇心からの学びや探求は、結果的に、世の中に対する価値提供を突き詰めることに直結します。第二に、コンサルティング職ではないにせよ、以前からデジタル領域の課題解決には取り組んでいました。AIの分析や最先端の手法など“サイエンス”には転用性が大いにある。自信を持って提案できるアイデアを見つけられるように、日々情報を得て勉強し続けています。
ある種のカオスともとれる、クロスピアのベンチャー然とした風土をどう感じられていますか?
カオスというのは、変化によって生まれる状況です。ビジネスもテクノロジーも目まぐるしく進化するなかで、誰しも変化なくして生存も成長はありません。カオスな状況が自分にとって楽しいかということではなく、生き残るために必要なものだから結果として必然的にカオスになる。個々人が発案し、誰もが自走している企業風土は、世の中に対して先端にあり続け、価値を提供することに真摯に向かっている証拠なのかもしれません。