INTERVIEW

インタビュー

#新規事業

順番待ちをせずにチャレンジできる機会がここにはある

Managing Director

齋藤 晃

Akira Saito

大学院終了後に米系コンサルティング会社の東京オフィスとNYオフィス勤務を経てXspear Consultingに参画。製造、通信、金融などの業界で欧米、アジアやアフリカの拠点も含めたグローバルの戦略策定、ガバナンス、IT/オペレーション統合などの幅広いプロジェクトに従事。

これまでの経歴とXspear Consulting(以下、クロスピア)に転職した理由を教えてください。

これまでに25年間、コンサルティングの仕事をしてきています。はじめはアクセンチュアからキャリアをスタートし、次に50人ほどの小規模なコンサルティングファームで働きました。アクセンチュア時代にはプログラマも経験しているので、ITやDXを中心としたコンサルティングを担当していました。


25年のキャリアのうち、はじめの10年間は東京勤務でしたが、MBAを取得するために海外の大学院へ留学し、卒業後にニューヨークへ行って現地のコンサルティングファームに入社しました。その後、10年ほどアメリカで過ごし、3年前に日本へ戻ってきて、2022年2月にクロスピアへ入社しています。


当時、クロスピアは創設されて1年経たない時期でした。参画を決めた理由は、自分の希望するスコープと合っていたからです。


大手のコンサルティングファームだと、担当する業界やサービスラインを決めて、その範囲で業務を担うことが多いです。私は得意とするコンサルティング業務の中でも、もう少し広い範囲の業界やテーマを担当したいと思っていました。大手のコンサルティングファームだと、自分の希望する業務範囲と比べて狭いと思っていたのです。
そんなときに話を聞いたクロスピアでは、どの業界やテーマを担当してもいいということでした。


また、過去の経験から大手のコンサルティングファームよりも成長期のコンサルティングファームのほうが楽しかったという実感もありました。それも理由の一つですね。


次々に新しい人が入ってきて、いままでになかったタイプの仕事が獲得できるといった変化を体感できた時期が、いまでも印象に残っています。その経験をしたのは20代のころでしたが、いまの自分が同じような環境で働いたら、これまでの経験を活かして、違う形で貢献できると思いました。


入社当時のクロスピアは40~50人の規模で、まさに「これから成長するぞ」という時期で面白そうに感じました。入社してみたら、想像以上のすごい勢いで成長して「こんなに成長するの?」と思いながらこれまでやってきています。

製造インダストリーを立ち上げ、初年度と比較して売上100倍を達成

クロスピアに入社し、どのような業務を担当しているのか教えてください。

製造業のクライアントを抱えていることと海外で長く生活していたという理由から、現在は製造インダストリーと海外展開をテーマにしたプロジェクトを主に担当しています。


入社後すぐに、製造業のクライアントを開拓していきました。それまでは、クロスピアに製造業のクライアントはいませんでした。新しく製造業というフィールドに進出し、第一号のクライアントを獲得できました。最初は一人だけで担当していましたが、そこから少しずつ社内のメンバーも加わってくれて、現在では製造インダストリー全体だと、25~30人くらいがプロジェクトに携わっています。約3年が経った現在、製造インダストリーの売上は立ち上げ初年度と比較して約100倍になり、クロスピアの事業において重要な役割を担っています。


私が責任を持ってプロジェクトを進めているのは製造インダストリーですが、それ以外のプロジェクトでナレッジが必要な場合には、サポートに入ります。製造インダストリーが想像以上に順調で、忙しくなりすぎてしまった部分もありますが、今後はさらに範囲を広げていきたいと思っています。

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クロスピアにおいて、これまでのキャリアで培ってきた経験をどのように活かせているのか教えてください。

提案活動の場面では過去のコネクションを活用できています。業務面では、もともとプログラム経験もあることに加えて、ITやDXに関するコンサルティング経験が活きています。


これまでの経験を活かし、システムを作るのではなく、システムへの投資計画を立てることもありますね。たとえば、クライアントが100億円規模のシステム投資予算を使うのであれば、どう配分して管理するのかを考え、それを実現するために、社内の人材にどのようなスキルが必要かをお伝えするのです。クライアントのCIOは、こうしたことに悩んでいるので、自分の経験をもとに解決していきます。CIOの右腕的ポジションになれるようにプロジェクトを進めていますね。


クロスピアには、ITプロジェクトを経験してきた人材やナレッジが多く、培ってきた経験との親和性も高いと感じています。

多様なプロジェクトに触れられることが、クロスピアならではの魅力

クロスピアだからこそ実現できることを教えてください。

何かしらの強みを持つメンバーが多く、チームとして組み合わせることでクライアントへの価値提供が可能です。クロスピアはワンプール制なので、プロジェクトごとにチームを組成してメンバーをアサインしています。チーム編成は、メンバー個人の希望も聞きつつ、会社全体で相談して決めています。


クロスピアくらいの規模だとお互いの顔が見えるので、メンバーがチャレンジしたい業界などについて、希望を聞きながら決められます。毎週1回はリーダー層が集まり、プロジェクトと人材の状況を確認し、話し合いながらアサイン先を決めている状態です。


これが大手コンサルティングファームとの大きな違いではないでしょうか。大手だと、入社時にどのインダストリーを担当するかを決めるのが一般的です。そして、基本的には担当するインダストリーの仕事しかしません。もし別のインダストリーに移る場合は、転職するのと同じくらいの手続きが必要なケースもあります。


クロスピアでは、製造インダストリーのプロジェクトを担当した後に金融インダストリーなどの別のインダストリーを担当することも可能です。このように、柔軟なキャリア形成が実現できます。私は、コンサルティングの仕事の良さは、多様な業種のさまざまなプロジェクトを経験できるところにあると思っています。


一つの業種で特定分野のプロジェクトばかりを担当するのであれば、それに関する事業会社に入社したほうがよいのではないでしょうか。せっかくコンサルティングファームに所属するのであれば、さまざまな経験を通じて刺激を受けてキャリアを作っていってほしいです。


ですので、いろいろなプロジェクトにチャレンジしたい人がクロスピアには向いていると思いますし、私たちもそうした人材を求めています。

新しい組織だからこそ、ルールを柔軟に変えていける

クロスピアで働く魅力について教えてください。

大きな会社組織の場合、大きな枠組みの中で人の役割を明確に決めて連携することにより、結果として大きな仕事を担えます。でも、自分で担う範囲は小さいことがほとんどです。


しかしクロスピアでは、自分で好きなように動けます。こうした自由度の高さこそが働く魅力です。周りも協力的でして、自分の実現したいことやクライアントのためになると思ったことに挑戦していると、後押ししてくれます。


たとえば、新たなチャレンジとしてグローバルでビジネスを展開していこうと進めているのですが、最初は、海外出張規程の変更から進めました。シンプレクスグループでの共通の規程はありましたが、長期滞在や頻繁な行き来が発生することもなどを鑑みて、必要な変更点を提言したところ即座に対応され、社内規程の変更にもつながりました。まだ仕組みの整っていない段階の会社ですが、自分たちでその仕組みを作っていくことに関われることはクロスピアで働くことの魅力だと思っています。


こうしたケースからも、新しいチャレンジをしたときに、その環境を整えようという意識があります。みんなで協力して新しい形ができていく感覚は、これまでの仕事では感じたことがありませんでした。


決められたルールの中で働くことが好きな人もいると思いますが、私たちは比較的新しい組織なので、ルールを柔軟に変えていけます。そうした環境を求めている人にとっては面白いだろうし、魅力がある環境ではないでしょうか。


これまでのキャリアでは、バックオフィスの方と一緒に仕事をする機会がそれほどありませんでした。クロスピアではコーポレートに関することも含めて、すべてを見ていく必要があります。私自身も採用業務で人事と関わったり、将来的には海外法人設立にも挑戦したいと考えているので、相談や意見交換などで法務と関わったりしています。大変ではありますが、非常に楽しいですね。ただ、コンサルタントとして、コンサルティングプロジェクトだけを極めていきたい人だと大変に思うかもしれません。


新しい組織で新しい仕組みづくりを一緒に担っていただける方のほうが、いまの会社の段階では合っていると思います。

クロスピアへの入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。

大手のコンサルティングファームだと、インダストリーをリードする立場になるまでに相当な段階を踏まなければなりません。いまのクロスピアであれば、何もない状況から自分で立ち上げてリードする立場になれる機会があります。チャレンジできる余地が十分ありますし、順番待ちをする必要はありません。周りも協力的で、チャレンジを後押ししてくれます。


求職者の方にとっても、私たちにとっても一番不幸なのはミスマッチが起きてしまうことです。クロスピアの良いところも悪いところも把握したうえで、しっかりと判断していただきたいです。入社することではなく、入社してからが大事なので、入社後もいい関係を作っていけるようにしていきたいと思っています。


クロスピアはさらなる成長を目指しています。機会は用意するので、新しいチャレンジをどんどんしていってほしいです。ぜひ、一緒にチャレンジしましょう。

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