INTERVIEW

インタビュー

#成長環境

クライアントが抱く理想と現実のギャップに着目

Senior Manager

田中 良典

Yoshinori Tanaka

大学卒業後、アクセンチュアに入社。製造・流通本部にて消費財・小売業の大規模DXプロジェクトに従事。2022年1月にXspear Consultingへ入社し、ネット証券の全社収益向上プロジェクト、業務効率化プロジェクト等に従事。その後、化学メーカーのERP Global Rollout、建設業向けERP導入プロジェクト等に従事。大規模DXプロジェクトの立ち上げ~推進および、変革実現のためのチェンジマネジメントに強みを持つ。

これまでの経験を生かし、グローバルプロジェクトを担当

これまでの経歴について教えてください。

大学卒業後に新卒でアクセンチュアに入社し、製造・流通本部に所属しました。コンサルタントの仕事を選んだ理由は、自分の視野を広げるために様々な企業と関わる仕事をしたいと考えたからです。はじめの2か月はコンサルタントとしての基礎研修を受け、その後1か月ほどSAP研修に参加し、合計で約3か月の研修期間を経て現場に配属されました。


アクセンチュア在籍期間は約4年になります。システム開発の各工程を表したV字モデルにおける要件定義から受け入れテストまで、すべての業務を幅広く経験しました。フィリピンや中国等の海外のオフショアを活用した大規模開発も経験しています。大学時代には中国語を専攻しており、大連現地へ赴いて開発チームの立ち上げにも携わりました。中国語でのコミュニケーションをリードすることで、チームビルディングに大きく寄与できたと考えています。


業務を理解してあるべきプロセスを描くことや、企業の変革を実現するためのチェンジマネジメントを推進する活動にやりがいを感じていました。


転職活動を開始した理由は、より選択肢の広いベンチャー企業で仕事をしたいと考えたからです。転職活動の結果、2022年1月にXspear Consulting(以下、クロスピア)へ入社しました。当時のクロスピアは50名ほどの規模で、チャレンジできる環境とシンプレクスグループとしての基盤が両立している点に魅力を感じました。

クロスピアでどのような業務を担当しているのか教えてください。

入社直後はインターネット証券会社様のIT企画部門の伴走支援に参画し、セキュリティ強化施策の立ち上げや検査対応を担当しました。「インターネット証券」や「セキュリティ」といった未経験要素が重なったため、キャッチアップには少々苦労したことを覚えています。


その後、同じ業界で営業担当者向けのポータルサイト構築プロジェクトに参画し、プロジェクトマネジメントやベンダーコントロールを担当しました。これまでの経験を生かし、チームの拡大や他部門へも支援を展開し、執行役員の方とも直接やり取りできる関係を築くことができました。その流れで専務クラスの方々が関わる全社収益プロジェクトに参画し、プログラムマネジメントを担当しました。各部門と連携して収益目標の設定や課題解決に取り組み、既存の金融商品のチャネルをどのように改善するか、データの可視化をどのように実現するかなどの施策を実行しました。


その次に担当したのが、化学メーカーのプロジェクトです。ERPのグローバルロールアウトに携わりました。対象拠点は北米を中心に、ヨーロッパ全土やシンガポール・中国に跨る大規模なものでした。そのプロジェクトではRFPを作成してベンダーの評価・選定をするところから携わりました。また、ERP導入後の目指す姿の設定を、海外メンバーを巻き込む形で定義していくなど、非常にやりがいのあるロールでした。プロジェクト本格化後は、目指す姿実現のためのチェンジマネジメントチームをリードし、アメリカやヨーロッパへも頻繁に出張しました。出張時には毎回お土産を社内に買って帰ってきたので、「お土産の人」として認知されるようになりました(笑)。


現在は私にとって新しい業界でERP導入プロジェクトに従事しています。グループ会社のシンプレクスと協働し、大規模な共同提案をするプロジェクトのリードを担っています。提案活動では初めてシンプレクスのメンバーとコラボレーションをしましたが、互いに助け合う風土が非常に強いと感じました。シンプレクスグループの風通しの良さや、互いに助け合うことで価値を最大化する意識が全社に浸透していると実感しています。

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育休を取得しやすい風土があり、2か月の育休を取得

仕事とプライベートの両立について、教えてください。

第一子が生まれた際に、育児休業を2か月取得しました。一緒にプロジェクトを担当していたManaging Directorも、育休取得に理解を示してくれました。その他のメンバーにも事前に休む時期を伝え、引き継ぎをスムーズに行いました。


また、グローバルプロジェクトを担当中に第二子が誕生したのですが、このときは3週間ほど有給休暇を取得しました。プロジェクトの状況によって取得できる休暇の期間は異なりますが、会社全体として育休を取得しやすい風土があります。


まだ子どもが小さく、妻も仕事をしているため、私が一人で二人の子どもの世話をするときもあります。朝は子どもを保育園へ送り、日中は仕事をし、夕方に迎えに行って一緒に食事をし、子どもが寝た後にまた仕事をするというのが一日の流れです。クロスピアは一定の職位になると自分の裁量で働けるので、働く時間を柔軟に調整できるため、働き方はコントロールしやすいと思います。


もしチームメンバーが育休を取得したいと相談してきた場合は、快く背中を押します。私自身、もう少し長く休めばよかったと感じているため、チームメンバーには半年から1年くらいは休んでもらいたいですね。

仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

クライアントに最大限の価値を提供するために、チームで成果を出すことが重要だと考えています。一人でできることには限界があるため、チーム内でコミュニケーションを取りながら仕事を進めることを大切にしています。


社内やシンプレクスグループ内に協力を求めることがあるため、つながりを徐々に増やしているところです。仕事以外でもコミュニケーションを取る機会を作ることもありますし、大きなプロジェクトを担当すれば、必然的に知り合いは増えていきます。こうした積み重ねを続けることで、最終的にはクライアントへの価値提供につながります。


クライアントと接する際に着目しているのが、クライアントが抱く理想と現実とのギャップです。クライアントが実現したくても実現できないことなどのギャップを埋めることこそが、価値提供だと考えています。


アクセンチュア時代からクライアントに提出する成果物の品質レベルは厳しくチェックしてきました。現在も品質に対しては強い意識を持っています。

クロスピアで成し遂げたいことを教えてください。

ERP領域をさらに強化し、ビジネスを大きくしていきたいです。現在取り組んでいるプロジェクトのように、シンプレクスグループ一丸となって、プロジェクトを進めていきたいと考えています。


また、クライアントに対して一つのプロジェクトだけではなく、複合的にアプローチしていきたいです。たとえば、クライアントのIT部門の課題を解決しながら、ファイナンス部門やビジネス部門の課題にもアプローチするなど多角的に支援することで、クライアントの経営層から信頼を得ることができればと考えています。

クロスピアで働く魅力を教えてください。

職場の雰囲気がよく、業務に直接関わりのないメンバーともコミュニケーションを取りやすい環境です。これは、KPIを個人で追うのではなく、組織で達成していく社風だからだと思います。


経営層やManaging Directorも積極的にコミュニケーションを取りに来てくれますし、こちらから1on1をお願いしても歓迎してくれます。何か困りごとがあれば、すぐに相談ができるので話しやすいです。また、自分が携わりたいと思う案件には手を挙げやすいので、自己成長につながります。新しいことに挑戦する際の心理的ハードルが低い環境です。

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