INTERVIEW
インタビュー

オープンでフラットな環境が成長の後押しに
Managing Director
松本 修平
Shuhei Matsumoto
大学卒業後、アクセンチュア、PwCコンサルティングを経て、2020年にシンプレクスへ参画。
Xspear Consulting立ち上げと、複数業界でのDX構想・推進支援、及び、金融機関向け業務支援に従事。
チームの信頼関係を大切に、各々の挑戦を互いにサポート
これまでの経歴を教えてください。
大学卒業後、新卒でアクセンチュアへ入社しました。入社直後はエンジニアに近い業務を経験し、その後はBPRやシステム構想策定、要件定義などの工程まで担当範囲を広げました。その後、プライスウォーターハウスクーパース(現:PwCコンサルティング)へ転職しました。入社した当時は社員数が1000人規模の時期で、組織がそこまで大きくなかったこともあり、新規事業の検討から、BPR、中小企業向けの経営支援まで含め、幅広く経験を積むことができました。
2020年にシンプレクスグループへ入社し、シンプレクスメンバーと一緒に金融業のクライアントに対する業務支援を行いながら、Xspear Consulting(以下、クロスピア)の創設準備に携わりました。
クロスピアの創設後では、どのような役割を担っていたのでしょうか。
シンプレクスへ入社した当時は、現場プロジェクトをリードする役割でしたが、クロスピアを創設してからは個別プロジェクトの管理だけでなく、会社全体の案件の状況やリソース配置、プロジェクト収支にも関与するようになりました。
大手コンサルティングファームだと、各々の担当案件にフォーカスする傾向が強いですが、クロスピアは小規模で立ち上げたこともあり、自身の担当案件のみならず、経営に近いところで経験を積むことができていると感じています。

クロスピアを立ち上げてから現在に至るまで、どのような業務をおこなってきたか教えてください。
クロスピアを立ち上げて1-2年ほどは、シンプレクスでのご支援実績がある、金融領域のクライアントへのご支援がメインでした。シンプレクスのメンバーと一緒に仕事をするなかで、5DNA、フィロソフィーに代表される彼らの考え方や金融領域での高い技術力・業務知識に触れることができて、非常に楽しく、貴重な経験となりました。
その後、金融領域以外の提案やプロジェクトのデリバリーを担当するようになり、案件開始時点では小規模だったプロジェクトも、クライアントから評価をいただくなかで、プロジェクト規模の拡大をすることができています。現在では、クライアントの本部長、部長クラスの方々と、抱えられている課題に対する検討の方向性や施策などを日々討議しながらプロジェクトを推進しています。
この経験は、私個人としても、プロジェクトメンバーにとっても良い経験になっていると感じています。今後も、クライアントがDX関連施策を検討、実行する際のビジネスパートナーとして、より一層クライアントに寄り添い、課題解決のサポートをしていきたいと考えています。
クロスピアで働く魅力について教えてください。
個人的に魅力に感じているのは、クロスピアのアサインの仕組みです。基本的には、業界やソリューションを限定せずにアサインを検討しています。
特に重視しているのは、メンバーのアサイン先を検討する際に本人の意向を考慮する点です。本人のキャリア志向や今後身に付けたいスキルなどの定性的な情報を汲み取り、考慮したうえでアサイン先を決めています。
私自身、入社当初から複数の業界で経験を積みたいと考え、CEOの早田にもその意向を伝えていました。その結果、今ではシンプレクスが強みをもつ金融業だけでなく、製造業や情報・通信業、物流業など多岐にわたる業界で経験を積むことができています。多くのコンサルティングファームでは、マネージングディレクターになると担当する業界、業種が限定されることが一般的ですが、クロスピアでは本人の意向を尊重してくれるので、一つのインダストリーに注力するマネージングディレクターももちろんいますが、私のように複数のインダストリーを担当している者もいます。
また、チャレンジすることに対して非常に寛容なカルチャーがあります。私もシニアマネージャーのころから新規提案に関わるなど、手を挙げればチャレンジさせてもらっていましたし、その際には有識者や先輩が、提案内容の壁打ちや専門知識に関するアドバイスなど快く協力してくれました。こういったところから、縦・横の距離が非常に近く、オープンでフラットな環境であると感じています。
クロスピアにおける現在のポジションをどのようにして確立してきたのか教えてください。
「自分のやるべきことを粛々とやってきた」ということに尽きると思います。あわせて意識してきたのは、「クロスピアに在籍しているメンバーがやりがいを感じて働ける環境を自らつくる」ということです。
プロジェクトを推進する際にはタスクをメンバーに丸投げするのではなく、私自身が担当することとメンバーに助けてもらうことの線引きを明確にし、メンバーと共通認識を持つようにしています。そのために、メンバーときめ細やかにコミュニケーションをとることを常に意識してきました。マネージングディレクターの立場になっても、それは変わっていません。
プロジェクトメンバーとコミュニケーションを取る際には、できる限り対面でミーティング機会をもつことを大事にしていますが、基本的にはオンラインコールと対面を併用した形をとっています。作業に関しても、リモートでもオフィスでもどちらでも問題ありません。それぞれが作業しやすい環境で取り組んでもらえればと思っています。もちろん、プロジェクト特性で作業場所が指定されることもありますが、できる限り柔軟性をもった働き方を担保したいと考えています。
ご自身の成長のために意識していることを教えてください。
常にチャレンジし続けることだと思っています。直近では、複数クライアントで複数案件をマネージすることに挑戦しています。そのためには日々、既存案件でのマネジメントを行いながらも、まだ見ぬ案件へのアンテナを常に張りつつ、視野を広くもちながら日々、業務にあたっていくことが重要だと考えています。クライアントとの会話のなかで、様々な気づきをいただくことも多いので、それを自分の糧として研鑚を積んでいます。
クロスピアへの入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。
クロスピアは立ち上げフェーズを終え、企業体力をつけていくフェーズに入ってきたと認識しています。私が中途採用面接を担当させていただくなかで、候補者の方によくお伝えしているのは「最後までやりきる力」の大切さです。そのためには、ベースのマインドとして、仕事への熱量や、粘り強さが欠かせません。正直に申し上げて、スキルは入社後に身に付けていただければよいと思っています。それ以上に、各メンバーが与えられた業務をやりきってくれるという「信頼感」や「安心感」を、チームメンバー同士が持てることが大切だと考えています。
特に、事業会社からコンサルタントへ転身する方は、コンサルティングスキルがないことに不安を抱かれている場合が多いようですが、私個人としては、何よりコンサルタントとして仕事をしていく熱意を持った方であれば、一人前のコンサルタントへ成長していただくために、会社として最大限のサポートをしたいと考えています。
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