INTERVIEW
インタビュー

プロフェッショナルとして成長し、キャリアの可能性を広げる環境を提供していく
Managing Director
藏満 一馬
Kazuma Kuramitsu
大学卒業後、シンプレクスに入社。金融機関向けのシステム開発を経験した後、アクセンチュアに入社。金融業界を中心に、DX戦略策定、新規事業立案、組織変革、規制対応等の幅広いプロジェクトを主導。2022年シンプレクス・Xspear Consultingに参画。
目の前の仕事で成果を出し、「正の循環」を作ってほしい
藏満さんは、新卒でシンプレクスに入社しました。当時、どのような業務を担当していたのか教えてください。
2009年にシンプレクスへ新卒入社し、最初はエンジニアとしてキャリアをスタートしました。FXのシステム開発を担当し、アプリの画面を作りながら運用や保守も担当していました。それが入社して2年間くらいのことです。その後、株式の取引システムを新規構築するプロジェクトにアサインされ、要件定義からリリースまでを担当しました。
4年ほどエンジニアとして働いていましたが、試行錯誤を重ねる日々が続いていました。エンジニアとして高い評価を得ることができず、シンプレクスが求める「標準成長」に到達することも容易ではありませんでした。ただ、業務をしている中で、クライアントとのコミュニケーションを通じてニーズを理解し、ビジネスがどのように変わっていくのかを考え、変化に対応するシステムを設計していくことにはやりがいを感じていました。
そうした状況で、会社からはポジションを変えてみてはどうかと提案をもらい、プロジェクトマネジメントに近い役割を与えてもらいました。そこで一緒に働いた方に、プロジェクト全体の運用方法やクライアントとの折衝方法などを具体的に教えていただきました。この経験がきっかけで、コンサルティングの世界で本格的に経験を積みたいと考え、アクセンチュアへと転職しました。
アクセンチュアでは、どのような業務を担当していたのか教えてください。
アクセンチュアには7年半在籍しており、最初はシンプレクスでの経験を活かして、金融機関の規制対応に関するプロジェクトを担当しました。約2年半、同じクライアントを担当し、その後はマネーロンダリングに対応するプロジェクトを担当しました。
その後は、困難な状況にあるプロジェクトの改善や立て直しを度々担いました。プロジェクトの難所にかけつけ状況を治める役割から、社内では「消防士」と呼ばれていましたね。こうした大変なプロジェクトを担当することで社内の認知度が高まり、いろいろな人から声をかけてもらえるようになりました。だからこそ、DXという言葉が世の中に出てきたときにも、いち早く声がかかりプロジェクトを担当できるようになったのだと思います。
目の前の仕事にしっかりと取り組むことで社内に認知され、キャリアの幅を広げる仕事や興味のある仕事が回ってきます。結果的に自分で仕事を選べる状態になる、「正の循環」が作れるようになります。それを私自身、アクセンチュア時代に実感しました。

藏満さんは、2022年にクロスピアへ入社しました。シンプレクスグループに戻ってきた形になりますが、戻ろうと思った理由を教えてください。
代表の金子さんに声をかけてもらったことがきっかけです。そのときに、新たにコンサルティング会社を立ち上げるという話を伺いました。それが現在のクロスピアにあたります。私はアクセンチュアで順調にキャリアを積んでおり、特に転職を考えていたわけではありませんでしたが、せっかく声をかけてもらったので、入社したらどのようなことができるか考えました。
シンプレクスが持つテクノロジーの強みや実行力・遂行力を知っていたので、シンプレクスグループなら、コンサルティングの枠を超えた質の高いDXコンサルティングができるのではないかと考えました。そうした期待や可能性を感じたことがシンプレクスグループへ戻ることを決めた理由です。
以前の在籍時と比べて感じる、シンプレクスグループの変化について教えてください。
最も大きな変化は、ビジネス領域が多様化していることです。以前は金融領域のビジネスだけでしたが、現在は、官公庁やエンタメ、製造など金融以外の領域でもビジネスを広げています。ただ、元々シンプレクスが持っていたテクノロジーに対する強みや経験からすれば、多様な領域に展開できたことは不思議ではありません。
コンサルティング機能に特化したクロスピアが創設されたことも、理にかなっていると思いました。
現在、クロスピアでどのような業務を担当しているのか教えてください。
コンサルタントとしての業務に加え、会社の運営にも携わっています。コンサルタントとしては銀行や証券などの金融業のクライアントを中心に仕事をしています。担当のインダストリーがしっかりと決められている組織ではないので、金融業以外の事業会社様が金融業に参入する際の支援や、金融サービスに関わる際の支援などを担当することもあります。ブロックチェーンやAIを使った新しいサービスを考えたり、業務改革をおこなったりするような案件も扱っています。場合によってはクライアントの役員の方々を巻き込みつつ、クライアントにおける財務的な価値を実現することをゴールに進めていきます。会社運営の面では、2025年4月から中途採用強化に時間を割いています。クロスピアでは今後、年間数百名単位の中途採用を予定しているので、それを実現するための施策・組織づくりをおこなっています。
クロスピアだからこそ実現できることを教えてください。
クロスピアはワンプール制をとっており、特定の領域に限定されることなく、さまざまな領域のプロジェクトに関わることが可能です。その結果、多様な業界や課題に触れる機会が得られ、幅広い知見と経験を積むことができます。こうした環境は、キャリアを形成していくうえで、大きなメリットになると考えています。
一方で、この制度を最大限に活用するには、自ら積極的に行動する姿勢が欠かせません。クロスピアに所属しているだけで何らかのスキルが勝手に身につくことはありません。プロジェクトに主体的に関わり、一つ一つの課題に向き合いながら自分自身でスキルを身につけていく責任も伴います。
クロスピアで働く魅力について教えてください。
ドライに組織運営をして、個々で仕事をしていく方法もあっていいと思いますが、クロスピアはもう少しウェットなつながりを大切にしています。個々のメンバーがスキルを身につけ、それぞれが成長することで、組織全体がより強くなると考えていますが、そのためには、周囲の関わりがとても大切です。上位者や役員との距離が近く、いつでも相談にいける環境を作っていますし、プロジェクトの縦のつながりのみならず、横、斜めなど普段業務で関わっていない社員同士のコミュニケーションも取りやすい仕組みを用意しています。成長に悩んだとき、思考に行き詰ったとき、放っておかないカルチャーがあります。個々の成長意欲とマインドセットに加えて、それを後押しする環境があることこそが、クロスピアの特徴であり、創設から成長を続けてられた大きな要因です。
また、近年の働き方の多様化や社会変化に伴い、寄り添える場所や帰ってこられる場所を必要としている人も増えているように感じます。単なる仕事の場を超えて、安心感や一体感を得られる組織を求める声が高まっているのではないでしょうか。そうした場所を築きながら、プロフェッショナルとして成長できる環境も提供していくことが、私たちのやらなければならないことだと思っています。
クロスピアへの入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。
面接をしていると、テクノロジーやデジタルを活用してコンサルティングの仕事をしたい方が増えてきていると感じます。そういう方にとっては、クロスピアは非常に良い環境です。
また、クロスピアの特徴であるワンプール制により、特定のインダストリーに限定されることなく、さまざまなプロジェクトを経験できることが大きな魅力です。ただ、全員が自由にプロジェクトを選べるわけではありません。まずは自分の軸足をしっかりと作り、それをベースにして成果を出し、認められることが大切です。成果を積み重ねることで、周囲からの信頼を得て、徐々により広い範囲のプロジェクトに挑戦するチャンスが訪れます。このプロセスを通じて、軸足の範囲が広がり、自分が担当したいプロジェクトに挑戦できるチャンスが訪れます。
私たちも個々のメンバーが希望のキャリアを描けるようにアサインを慎重に考えています。まずは目の前の仕事に真摯に向き合い、取り組む中で自分の可能性を広げていただければと思います。そうした経験が次のステップへの道を開くきっかけになると思います。
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