INTERVIEW

インタビュー

#プロフェッショナリズム

保険業界での経験を生かし、会社の成長を牽引する

Managing Director

梅田 智広

Tomohiro Umeda

第一生命保険の個人保険マーケットにおけるラインマネジャーとして全社横断的なIT戦略立案や数多くの大型プロジェクトを責任者として推進。2021年にシンプレクスグループへ入社し、複数の保険会社向けシステム開発プロジェクトおよびコンサルティング業務に従事。生命保険における幅広い業界・業務知識、システム知見を有し、事業・IT戦略策定からシステム導入に至るまで一気通貫での案件推進に強みを持つ。

何が最適かを常に考え、提供価値を高めていく

これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後、SEとして生命保険に関するシステム開発に携わりました。SEとして約6年働いた後、第一生命保険に入社して、個人保険マーケットにおいてIT戦略立案や開発推進などを行いました。


具体的には、保険設計書のシステムや契約者向けの専用サイト、契約内容のお知らせなどのシステム開発をラインマネジャーとして推進しました。前職時代に最も印象に残っているのは、契約内容帳票のシステム統合プロジェクトです。私が所属していた部門以外にも複数の部門、さらにグループ会社の開発ベンダーや外部の印刷会社など、総勢100人以上が関わる大規模なプロジェクトでした。私はシステム開発の責任者としてお客様にとって何が最適かを常に考え、他部門からの要望や課題を解決しながら、プロジェクトを推進しました。


非常に大規模なプロジェクトでしたが、障害は発生せず、お客様にご迷惑をおかけすることなく無事に完了しました。そのシステムは現在も稼働しているので、お客様への提供価値を高めることに貢献できたと思います。

2021年にシンプレクスグループへ入社した理由を教えてください。

約14年半を第一生命保険で過ごし、2021年にシンプレクスグループへ入社しました。今後のキャリアを考えた際に、第一生命保険で培った知見を土台に「金融×テクノロジー」の領域で、さらに専門性を高め、市場価値の高い人材になりたいと思ったからです。


市場価値を高めるためには、様々な領域で平均点以上を取るよりも、自分の得意分野や特長を伸ばしていきたいと考えました。私はもともとエンジニア経験があり、生命保険業界に長く携わってきたことから、「金融×テクノロジー」を体現しているシンプレクスに惹かれて入社を決めました。


入社当時、保険業界向けの事業が立ち上がってから10年経っていないタイミングでしたので、そこを成長させていくことが私のミッションの一つでした。クライアント企業の部長や役員クラスの方々と関係を強め、信頼関係を築きながらプロジェクトを推進する役割を担いました。また、社内で多くのプロジェクトが立ち上がる中、高品質なものを納期通りに納品していくための管理を統括的に行いました。

2025年4月にクロスピアへ異動した理由を教えてください。

シンプレクスグループ全体の保険業界向け事業を強化するためです。シンプレクスグループとしての保険事業に関する戦略の策定にも携わっており、経営層とディスカッションを重ねながら、シンプレクスグループの成長戦略における保険業界向け事業のビジョンを描きました。


クライアントから求められることは、システム開発やITといったテクノロジーの側面だけではありません。業務の改善や高度化、戦略策定などのコンサルティングも求められるので、シンプレクス時代からクロスピアと協業しながら提案活動とデリバリーを行っていました。


大手コンサルティングファームは、数十億円規模の案件を任されるほどクライアントから高い信頼を得ています。当社も同様に大規模案件を任せていただけるだけの信頼の獲得を目指しています。私たちの能力であれば実現できると思っていますが、大規模なシステム開発案件は突然生まれるものではありません。クライアントの業務的な領域や企画の領域をしっかりと支えていきながら、仕組みとして必要なシステムを考える段階から参画する必要があります。


そのための組み立てを担い、上流工程から担当して実行支援まで進めていくミッションのもと、4月からクロスピアへ異動しました。

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クライアントファーストを大切にし、その先にいるユーザーのことも考えて活動する

クロスピアでどのような業務を担当しているか教えてください。

保険業界のクライアントを中心に、戦略立案やシステム導入などの新規提案活動を行っています。案件化した場合にはデリバリーにも入っており、現在は大手生命保険会社様のプロジェクトに参画しています。また、適切な情報管理のもと、可能な範囲でシンプレクスグループ内の保険業界の状況を情報共有していますし、クロスピアの保険チームでは、毎週提案活動の状況を棚卸して次の行動を考えています。


クロスピアが設立されてから、今期で5期目です。右肩上がりで成長を続けていますが、さらに成長を加速させるため、私の得意とする保険業界向けの事業を拡大し、会社を牽引していきます。

クロスピアにおいて、これまでの経験をどのように生かせているか教えてください。

SE時代の経験が生きています。クライアントの戦略策定を行う際に、必ず実装までを意識してお伝えできているのは、SEの経験があったからです。また、シンプレクスのエンジニアと対話する際も、技術の理解が一定あるため共通言語で会話できます。


第一生命保険時代の経験も非常に生きています。保険業界が置かれている環境や状況を高い解像度で理解できることに加え、実務を担う方と密接に関わってきた経験があるため、理解力や想像力は高いと思います。


これまでの経験から、大切にしている考えが「クライアントファースト」です。クライアントから求められていることを愚直に行うというより、クライアントを理解して価値を提供することを意識しています。さらには、クライアントの先にいるユーザーの方に、どのような価値を届けたら良いのかを常に考えながら日々活動しています。

どのような人物がクロスピアで活躍できると思いますか。

素直に物事を考えられる方であれば、活躍できると思います。クロスピアはワンプール制のため、自分が経験したことのない業界に携わる機会もあります。そうしたときに、社内の有識者とコミュニケーションを取りながら素直に学習し、実践していくことで大きく成長できます。


実際に社内で活躍している人は、積極的にコミュニケーションを取っています。どのような仕事も一人で進めるわけではなく、チームでやり遂げていくものです。クロスピアには協力し合える文化があるので、分からないことがあればそれを素直に伝えてもらえれば社員が全力でバックアップしてくれます。


また、仕事は途中で投げ出すことなく、確実にやり遂げる必要があります。これは活躍する上で欠かせません。

クロスピアへの入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。

クロスピアはフラットで風通しのいい会社です。派閥や上下関係が存在せず、人間味のあるメンバーばかりです。そうした仲間に囲まれながら、仕事に集中できる点も一つの魅力だと思います。クライアントに高い価値を提供し、自分も成長したいという意識を持っている方であれば大歓迎です。


クロスピアは、これからさらに会社として大きくなっていきますので、自分の取り組みや成果が会社の成長に寄与していることを実感できます。そのような環境はなかなか得られないと思いますので、ぜひ私たちの仲間として、一緒にクライアントへ高い価値を提供していきましょう。

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