INTERVIEW
インタビュー
目的達成のために何が必要か。「ゴール志向」で行動し続ける
Senior Manager
岩﨑 将太郎
Shotaro Iwasaki
大学卒業後、シンプレクスに入社。エンジニアとしてキャリアをスタートし、国内・外資保険会社向けシステム開発やプロジェクトマネジメントを多数歴任。Xspear Consultingでは、コンサルタントとして大手銀行、ネット証券、生命保険案件に従事し、 IT・業務双方の知見を活かしたIT戦略策定、システムグランドデザインから大規模プロジェクト計画の策定、プロジェクト実行支援まで一気通貫で支援。
考える特技を生かして人の役に立ちたい
新卒でグループ会社のシンプレクスに入社した理由を教えてください。
私は昔から考えることが好きなため、これを生かして人の役に立てることは何かと考え、学生時代にはコンサルティングファームを中心に就職活動をしていました。
就職活動をしていく中で、将来コンサルタントとして働く場合に、システム開発の現場で実務を経験してからのほうが、実行性のある提案ができるのではないかと考えるようになりました。そんな中シンプレクスに出会い、シンプレクスならば理想的な経験を積みながら、大きく成長できると思い、シンプレクスに惹かれるようになりました。
面接では、エンジニアやPM、人事の方々とお話する機会がありました。それぞれに多様なバックグラウンドや強みを持っていると感じたと同時に、仕事における価値観にずれがなく、会社としての一貫性を強く感じました。これは、シンプレクスの行動規範である「5DNA」や「Simplex Philosophy」が浸透しているからだと思います。こうした社風が当時の私にフィットしたため、シンプレクスに入社を決めました。
シンプレクスではどのような業務を担当していたのか教えてください。
新卒入社者の多くはエンジニアとしてキャリアをスタートするため、全員がテクノロジーに関する実務研修や金融に関する研修を4か月間受けてから現場にアサインされます。私は文系出身でコーディング経験はありませんでしたが、研修プログラムにはシステム開発に必要なエッセンスが抽出されており、徐々に理解できるように組まれていました。
配属後、最初は保険業界の基幹業務システムのリプレイス案件を担当し、コーディングするための要件や仕様をお客様とすり合わせるところから担当しました。クライアントのオフィスに半常駐しながら、スコープ調整やコーディングなどの様々な経験を積むことができました。
シンプレクスに入社して3年目の頃には新人研修のメンターを務め、キャリアとしてもエンジニアからプロジェクトマネジャーに軸足を移していきました。入社して最初に担当したクライアントのシステム開発や保守を行う案件に、プロジェクトマネジャーとしてアサインされました。そこで成果を出したことで、規模の大きいシステム開発プロジェクトのマネジメントを任せてもらえるようになりました。
5年目の頃に、Xspear Consulting(以下、クロスピア)創設に向けたコンサル準備室が、シンプレクスグループ内に設置されました。私自身は当時、シンプレクスで開発経験/PM経験をある程度積めたという自負、学生時代からコンサルタントとして働きたいという思いがあったため、実はシンプレクスから他社のコンサルティングファームへの転職を検討していたのですが、準備室の方からクロスピアで一緒に働こうと誘っていただいたんです。
私は学生時代から働く環境を大事にしています。シンプレクスで働いているときに人間関係の不満は露ほどもなかったため、コンサルタントとして働けるのであれば、同じシンプレクスグループであるクロスピアがベストと考え、異動を決めました。
当事者意識を強く持ち、クライアントのためになることを考え続ける
クロスピアでどのような業務を担当しているのか教えてください。
クロスピアで初めて担当したのは、大手銀行の案件です。トレーディング業務のベーシックプライシングシステムの移行に取り組みました。
クロスピアに異動した当初、役職はAssociate Managerでしたが、1年ほどでManagerへとプロモーションしました。短期間でプロモーションできた理由は、当事者意識の強さにあると考えています。どうすればクライアントのためになるかを考え続け、何をなすべきかを定義するなど、当事者意識を強く持ちながら活動し続けてきました。クライアントや上長へ積極的に提案し、チームを牽引している姿を見て、Managerとしての動きができていると評価してもらえたのではないでしょうか。
現在はプロジェクトマネジャーとして、保険業界の基幹システムのマイグレーションに取り組んでいます。このプロジェクトにはクロスピアから多くのコンサルタントが参画しており、クライアントのオフィスに常駐しています。そのほかにも同じクライアントに対して、フロントシステムの刷新とデータ分析・活用の二つのプロジェクトにも参画しています。
会社の規模も拡大してきたため、今後はクロスピアだからこそできるものは何かという定義を大事にしていくフェーズだと思います。それを見つけて体現していくことが、自分のミッションだと考えています。
これを考えるきっかけになったのが、経営陣と若手役職者層が月に一度議論する制度です。年度ごとに数人の若手が選抜され、組織や制度などを議論し、実行までを行います。昨年は私も参加し、クロスピアのフィロソフィーの見直しを主導しました。次はこの価値観のもとで働いている我々は何者なのかを再定義するタイミングだと考えていますので、引き続き全社的な取り組みには積極的に参加していきたいと思います。
自身のコンサルタントとしての強みはどこにあると思うか教えてください。
大きく二つの強みがあると考えています。一つは「ゴール志向」である点です。課題解決というゴールをぶらさず、必要であれば自ら学びますし、有識者を巻き込むこともあります。クライアントに対しても、ゴールと違う方向に向かってしまっているようなら言いづらいこともしっかりと伝えます。ゴールを達成するために自分が何をすべきかをひたすら考え、それを行動に移し続けられることがコンサルタントとしての強みです。
もう一つの強みが「人が持つ可能性を信じている」点です。敬意を持ちながら人と接し続けています。私が人の限界値を決めるのではなく、その人のポテンシャルを引き出すためにはどうしたらいいか、どのような環境を提供すべきかを考え、必要に応じて提言できることが強みです。個々人のポテンシャルが最大限に発揮され、異なる才能がコラボレーションし、シナジーを生み出していく。そうすることでチームの成果を最大化することができると信じています。この価値観の背景には、シンプレクス時代の経験があります。学生時代は、自分一人で成果を出せるという少し傲慢な考えを持っていました。しかし、様々な人と仕事をしていくうちに、他のメンバーにリスペクトを持ってお互いの強みを引き出すように進めたほうが、最大の成果を出せることに気づき、考えを改めました。
クロスピアへの入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。
クロスピアは創設から数年のため、制度がまだ整っていない部分もあります。だからこそ、当事者意識を持って能動的にアクションを起こせます。そうした考えを持つ方に入社いただきたいですね。
また、クロスピアは熱意を否定しない会社です。個人の「こんな風にしたい」「こう変えていきたい」に対して、「そんなことはできない」と否定する人は一人として存在しません。クロスピアでは、熱意があれば反応してくれる仲間が多くいます。熱意を持っていても一人で実現することは難しいこともあるのはもちろんですが、サポートしてくれる仲間と共に、熱意を形にする挑戦をしませんか。
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